野良にゃん

居場所(56)

観て頂いたのは私が目にしたほんの一部 居場所のある子 居場所のない子 同じように見えても違いは大きいです 全ての子猫に幸多からんことを。

居場所(55)

海辺に魚が打上げられてました 先客は遥かに大きな体ですが この子は恐れません 食に対しては時折こういうことが起こります それはこの子が必死だからです。

居場所(54)

この子たちは 一番最初に見せてもらった 納屋の子たち 振り返るとこの子たちが一番 居場所に恵まれたと言えるかも知れません。

居場所(52)

その後の子猫たち 親元を離れてからが本当の試練です もう守ってくれるお母さんは居ません 己の足で一歩ずつ。

居場所(50)

また別の場所 マーキング跡と 周りを気にするお母さん ここは他の猫のおうちで 写ってませんがそばにごはんがあります このあとここの子に威嚇され ここを離れました この親子に居場所はないのでしょうか。

居場所(49)

9月 まだ暑さが残るというのに 子猫たちは寄り添って寝ていました お母さんが帰ってきます 親子で寝ている姿を見ると胸が苦しくなります かわいいとかで語るようなことではないのです。

居場所(48)

この日も違う場所に居ます 朽ちそうなリアカーの上 お母さんは不在 健気に帰りを待ちます お母さんだけが頼りです。

居場所(47)

前述の通り 見る度に居場所が違います 子猫は母猫に従うだけですが お母さんはどうなのでしょう。

居場所(45)

この子たちが 最後の親子になります この親子を取り上げるのは 居場所を求めて彷徨ったから。

居場所(44)

兄弟も子育てをしましたが 子猫の扱いがよくありません 去年の子はもっと面倒を見ていた筈なのですが 今年の子に対しては明らかにぞんざいです この子を見たのはこれが最後です。

居場所(43)

不安は現実のものとなります この子は観光客が連れて帰ったのですが 他の子は大きくなれませんでした 母猫もかなり痩せたので子育て自体 難しかったのかも知れませんが 何を言っても結果は覆りません。

居場所(42)

子猫を撮ると自然と親子の写真が多くなるのですが この子は違います 自分が水を飲む間 子猫はお乳飲みたいのにお預け ちょっとお乳をあげたと思ったら 風通しの良い場所でのんびり。

居場所(41)

屋根付きの場所で 夏場を過ごします 安全なのが寝顔にも出てます 兄弟仲良し。

居場所(39)

次見た時には 近くに越してました ここもよく 子猫の子育てに使われます お乳を飲みたいのに横になって 飲みやすくしてくれないお母さん。

居場所(38)

発泡のお家から子猫が出てきました 見た目に特徴があるのは お母さんの血でしょう ちょっと面倒見たら離れたとこでお昼寝 この子以前もこうでした。

居場所(37)

台風の次の日 引っ越し中の親子が居ました 理由は雨風なのでしょう 民家の軒下に消えて行きました その後の親子がどうなったかは分かりません。

居場所(36)

荷台の上 油断しきってますが ここがそれだけ安全だということ 母猫は良い選択をしました でもこれは滅多にない事 子育て場所で苦しむ親子の方が多いのです。

居場所(35)

雨だけでなく烏や鳶など 子猫には危険が付き纏います でもここならまずは安心 穏やかな寝顔はその現れです。

居場所(34)

慣れ親しんだ物なんで落ち着くのでしょうか 場所が変わってもへっちゃらの様子 庇があるんで雨の日も平気 何てことはなさそうですが 雨に濡れずに済む野良猫は多くありません。

居場所(33)

ここで暮らすのかと思ったら 再び引っ越します ここは酒屋さん 再びリアカーの上。

居場所(32)

お母さんが帰ってきました しっぽに興味津々 兄弟とは一方的になるんで 遊び足りないのでしょうか いつまでも遊んでます 理由を知ってかお母さんはされるがまま。

居場所(31)

前回の続き 前居た場所は工事で暮らせなくなったので 隣のお家にお邪魔してます がぶ 反撃 がぶう 相変わらず相手になりません。

居場所(29)

子猫同士 遊んでますが なんだか一方的です 体もちょっと小さいみたい。

居場所(28)

リアカーに子猫 お母さんはこの子ですが お母さんの子猫時代 同じ場所同じリアカー 自分が大きくなった場所で子育てするのは よく見られる光景。

居場所(26)

3年前の今頃 突然現れたこの子 島外から誰かの手で持ち込まれ そして置き去りにされた子です 「猫が沢山居るから生きて行けるだろう」 というのは 「人が沢山居るから生きて行けるだろう」 と町中に放り出されるよりも厳しいです お金もなければ知り合いも居…

居場所(25)

台風の後 草が枯れてるのはここまで波を被ったということ これでは身を隠すことは出来ません この子達に出来るのは 集まって身を護ること 大きくなれる子は限られます。

居場所(24)

ここも海辺 草むらがおうちです ここなら身を隠すのも容易で 良い場所のように思えます しかし。

居場所(23)

もう長いこと使われてなかったのですが 猫にはありがたい場所でした 外で暮らす猫の居場所の脆弱なこと それでもここで生きてゆくしかありません。

居場所(20)

お母さんも黒猫 皆まっくろなのは珍しいかも 子猫はあまり警戒してませんが お母さんの注意はこちらに向いてます 普通の母親はこうです。

居場所(17)

これを毎日 取り憑かれたように繰り返しました 母猫は子猫を置いて出歩いてます 母猫に対しては雄猫は攻撃しませんが 雄と雄とでは争いが起きます この子も無傷というわけにはいきません。