2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
にゃんこ島の話以前紹介した耳が特徴の白にゃん大きくなり首輪が付いた所までお話しました何やら見張り番をしているようです。
この日を境にこの子の姿を見ることが無くなりました他のふたりのこともあるので私の気は重く、もうこの島へは来られないかもと考えもしましたがある日港から離れた住宅地でこの子の姿を見つけましたどうやらちゃんと面倒をみてもらっているようですもう港で…
というのも私はこの島へ時折訪れる訪問者でこの子はここで暮らす野良猫です島にはこの子を構う多くの人が居ます一方でこの場所で暮らすのにも危険が伴うのも事実です季節は春になろうとしていました。
以前から人懐こい子でしたが更にこの子との距離が縮まった気がしますでも距離が縮まるということは良い事ばかりではありません。
元気にしていた子達の失踪子猫が暮らすには海に近すぎたのでしょうか雨の日に訪れるとこの子は独りで港をうろうろしていました一緒に雨宿り遊び相手が居なくなってさみしいのかしきりに私に甘えます。
漁師さんから余りのお魚を貰っているから自分で食べ物を探す必要が無かったようです或る親子より恵まれた環境島の子供にも可愛がられていたのですがそれにも関わらずこの子を残して他のふたりは亡くなってしまいます・・・
ホテルに入ってた子がどこかへ向かいますこの子も降りてきました漁師さんからの差し入れ他の子が主役になってますが気にしない。
あくびをしたら縄が口に入ってしまいましたそれにしてもこの子達の余裕っぷりは何なのでしょう他の子達はそれなりに頑張ってるのですが。
考えてみたらこれだけ段差のある場所で暮らしているので跳んだり跳ねたりは日常茶飯事そして船に乗り込むのにも跳躍力は必要になります。
にゃんこホテルの住人達それにしても良くあくびをしますあまりの無防備さに心配にすらなりますが猫としての資質は充分のようです。
もうひとりボンボンに魅せられた子がこの子もノリノリです何だか二足歩行の生き物のように見えてきます。
茶トラが何かしてますこのボンボンが気になるの?どれどれやっぱり気になるみたい。
「腹へったー」「何かくれるの?」「何も持ってないよ」「ズコー」何か貰えると期待しているのでしょうかそれとも何か奪われると思っているのでしょうか。
しばらく猫に見つめられる島の話です私は猫を撮りにいくつかの島へ渡っていますがこの島で強く思うのは猫から見られているということ私の「何」を見ているのでしょう。
決斗をしていた子に漁師さんが魚の切り身を放りましたそこに乱入者子猫相手には無敵のこの子も大人には敵いません島の人が面倒をみれるのにも限度がありますぼやぼやしているとひもじい思いをすることに他の子の話もしたいところなのですが長くなってきたの…
茶トラがイノシシにかぶり付いている時この子は後ろからじっと見ていました性格の相違と言えばそれまでですがどちらが良いとは一概に言えないのが野良猫の難しいところですいつものご飯をいつもの様にちゃっかり茶トラも混じってますここで少しは風を凌げる…