野良にゃん
去年も子供を守る姿 (寝てるだけに見えるかもしれませんが) は見かけたのですが今年は場所が違います 他の子も多数出入りする場所 自分の匂いを付け マーキングして廻ります。
茶トラの画像を用意できなかったんで別の子ですが ジャンプして 隙間から物置に入っていきます そこになにがあるかというと。
屋根上を歩き きょろきょろ また移動して 物干しに臭い付け 全部理由があります。
お馴染みの茶トラくん 隙間から 上に登っていきます 何をしているんでしょうか。
今年の春まで遡ります とある納屋の二階で見せて頂いたのが 今年最初の子猫でした 子育てには申し分のない場所 この子達に再会するのはずっとあとになります。
特殊なのが海辺の子 この子達は産まれた場所からほぼ動きません 同じ場所で育ち 同じ場所で子育てをします 長くなりましたがここまで前提です 次回から子猫の話。
ところが何時行っても居ます 気候の関係で心地よい場所に居るのは分かるんですが この子達は一年中この場所に 私には ここに居続けることで その権利を主張しているように見えました 一所懸命なんです。
逆もあります この子達を見かけたのはとあるお家の前 通る度に撮ってました。
例を挙げてみましょう 二年前に産まれたこの子たち 話の最後に この子達に進む道は少しづつ分かれていく、と書きました 産まれた場所に残ったのはこの子のみ 段々元の場所から離れて行き この子は離れたが故に子を育てることが出来ませんでした 元の場所で仲…
もうひとつは周りを海に囲まれてるということ 当然に聞こえるかも知れませんが大事なことで 限られた場所の中で 猫は自分の居場所を見つけねばなりません そしてそれは簡単なことではないということ。
いろいろ違いはあるのですが 大きく分けて2つ ひとつは漁業の関わりです 漁師さんや 釣り人のおこぼれで生きてきたということ。
順番でいうと次は野良猫なのですが ここでは島猫、という括りにします 一般的な野良猫とはちょっと違うのと 私が語れるのは島の猫だけなので。
まずは飼い猫の居場所 飼い主の居るところが飼い猫の居場所 どこで 遊んでても きちんと帰ってきます それはここがこの子の居場所だから 当たり前の話ですね。
気持ちよさそうに眠るこの子 この場所がこの子の「居場所」なんでしょうか この話 まずは猫の居場所について考えたあと それを踏まえて今年の子猫の話となります どこまで書けますか分かりませんがお付き合い下さい。
細かく挙げるときりがないですが猫が高いところに居る高いところに登るのは訳があるということ何でそんなところに居るのか考えると猫の違った側面が見えてくるかも知れません。
集まって何をするのか答えは「何もしない」強いて言えばゆっくりする。
猫が塀の上に登っていきますこれは何なのでしょう。
「野次猫」でもちょっと触れましたが猫は周りの出来事に敏感です猫の目と目線では得られる情報は限られますなので高いところで情報収集これは私の考えなので合ってるかは分かりませんが。
人間の頭上の出来事なので一部始終を知るのは当事者のみでもこういう場所が猫達にとって大事なのは分かります続いて別のパターン。
どんどん登っていきますがこういうのは先に登った子が断然有利口説く前の順番争いも熾烈です。
そんなところに匂いを付けてどうするかちゃんと理由があります恋愛が人間の頭上で展開されるから。
これが成猫の雄になるとちょっと意味合いが変わります匂いを嗅ぎ自分の匂いをつけるこの間の籠屋さんは自分の縄張りの主張でした。
こういうのは性格が出ますねこの子は直接降りるのを選びました屋根上は猫の独擅場素の猫の姿を見ることが出来ます。
登ったからには降りなければならない但し猫は降りる方が苦手でも何とか降りられました。
これは好奇心型というか猪突猛進型というか案の定途方に暮れることに。
例えばこんな場合探検中の子が移動するのを下で見ている子我慢できずに付いていきます。
上に登って何をするのかと思いきやそのまま降りてくるよくあるパターン。
猫に出来て人に出来ないことそれは屋根上の移動人間だったら転げ落ちる傾斜も楽々でも、何でこんなことしてるのでしょう。
当然ですが最短付近になればなるほどピント合わせは難しくなりますあくびですらこの難易度周りのボケは塀の透かしトロトロに溶けてますねこれくらいの長さになると鳥も撮れなくはないです猫ばかり撮るのも良くありません視野は広く、興味は深く。
EFは逆光に弱かったのでこういう場面は避けてたんですがミルバスは流石最新レンズですねつい85mmの間合いで撮ってしまいます画角の感覚の差はアマチュアの鬼門ですねカメラを触る絶対的な時間が足りません接写も楽々ですが。