想像の枠

猫の喧嘩の声がして

私の前を走ってゆく

さんちゃんだと気付いた時にはすでに遅し

三本足で普通の猫のように走れるなんて

考えもしませんでした

残ったのは油断していた私の後悔と

中途半端な写真のみ。