2015-01-01から1年間の記事一覧
猫ぐらし 2015年 12 月号 [雑誌]出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2015/11/12メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る「猫ぐらし2015年12月号」で島の子猫について2ページ写真と文章を載せて頂いてます発売は12日ですCat Champions: Caring for …
子育ての時期はそろそろ終わりお母さんは次第に子供の相手をしなくなり独り立ちを促します子猫達は自立し、やがて親になることでしょうお母さんから教わったこと、あの楽しかった日々を伝える番です。
お母さんはさっさと渡りました困ったのは子猫たちそれでも勇気を出して渡りますここで生きていく為には海と付き合わねばなりません母親はそのことを教えているように感じました。
今日は船着場まで子供を連れてきたお母さん子どもたちはいつもどおりですが気付いたらひとり離れてしまいました。
家猫ならば心配は要りませんが外で生きるには強さが必要ですそしてそれは直ぐにでも必要になります全て分かっているのはお母さんだけだから黙って見ています。
何にせよ体を動かすのは良いことです遊びを通じて体力が付いていきます。
遊びの中にも優劣が付いてきます白ちゃん威勢は良いですが寝技では敵わないみたい。
動くものはお母さんのしっぽでも面白い時期子猫同士じゃれ合います。
一輪車の下、ここがおうちになりました日陰が出来る程度の小さなおうちでもお母さんと一緒なら安心して眠れます。
よちよち歩いてる子が居ます白ちゃんが鳥の羽でひとり遊び小さいうちは良くこうしてよちよち歩きをします両手を使いたい、って欲望がそうさせる気がします。
場所に慣れると子猫たちは興味津々探検と遊びと。
釣り人から貰った小魚を子猫に持ち帰ったり道路でゴロゴロして人や表の光景に慣らせたりお母さんの行動には一々理由があります。
ある程度の大きさになると人の目に付きやすいところに引っ越してきます否応無しに人と関わらざるを得ない環境今のうちに人に慣れていくように、という教育方針です。
白ちゃんのお母さん、ミュー去年子育てした場所は子供に譲ったので今年は別の場所で子育てをしましたある程度の大きさになるまでは人目に付きにくい場所で育てます私も立ち入らなかったのでその頃の写真はこれだけ。
「誰が為に」の途中ですがお知らせ日本では馴染みが薄いですが10月16日はNATIONAL FERAL CAT DAYとして野良猫の啓蒙活動が行われています私も写真で参加させて頂いてますこちらでも取り上げられてますね「誰が為に」はあとふたつの家族の話をする予定です人…
ある日、この子は観光客に連れられて行方不明になってしまいます詳細は全く不明何故?という気持ちしか起こりません君はどこから来たのかそしてどこへ行ったのか答える者は居ません。
お義母さんもこの子を受け入れている様子子猫に必要なのは母親の温もりこの光景を見て私は非常に嬉しかったのを憶えていますしかし。
しばらくは一人で居ることが多かったのですがいつしか本当の兄弟のようになっていました。
元から居た子は新たな弟を遊び相手として迎えました大きさの違いは歴然何だかんだで一緒の生活が始まりました。
普通の親なら威嚇して追い払う場面お乳が貰えるだけ幸運でしたそれにしても小さいその姿今にも消えてしまいそうです。
縁も所縁もない子の面倒を見るのか元々二人兄弟だったからでしょうかお乳を貰うのは嫌がりませんでした迷子の子は必死です。
勿論この子は白ちゃんの子供ではありませんよちよち歩きでここに迷い込んだ訳でも無い筈人為的にここに置き去りにしたのです駄目元で白ちゃんに託します。
ある日庭に子猫が居ますこの子とは別一体どういうことなのか。
遊び相手の居なくなったこの子は一人で遊ぶことが多くなりましたお庭には遊び道具がいっぱいこのまま日々が過ぎていくものと思っていました。
ある日白は姿を消しました母親と一緒にご飯を食べてるのを見たのが最後何があったのかは謎母親も探したりする素振りを見せません。
時々母親の役割を忘れるので面倒を見るのが疎かになっているように見えます白の子はあまり状態がよくありません産まれた時から差のあった体格じゃれ合いは一方的に。
まだ大人の猫としては未熟なお母さん子供がじゃれるのをいなすことが出来ずに一緒に遊んでますお母さんの取るポーズじゃないような。
そして春いつものように子猫が産まれますお母さんはあゆみに出てきたミューちゃん、ではなくその子供一年で産まれた子が産む側に回るそのサイクルはあまりに早すぎるように思えます。
真剣さは争いを呼び雄同士の喧嘩は時に命に関わります猫達がずっと繰り返してきた摂理苛酷さは外見に隠れてしまいます。
この時期の追いかけっこは見ていて楽しいものではありません本来なら皆で包まって寒さを凌ぐ時期子孫を残すという根源雄の表情は気の毒になるくらい真剣です。