そしてこれが練習中のジャンプ流し撮りまだお見せ出来るようなレベルではないです何故今まで思い付かなかったのか不思議ですが光量の少ない冬の間に練習しておきます。

天気の悪い日には流し撮りも試します時々上手くいきますが大半は失敗。

途中脱線してしまいましたが宙に浮いてる瞬間を切り取るのは写真の面白いところであり遊びに付き合ってくれる子には感謝の言葉しかありません撮られているのを分かっているんじゃないか、ジャンプ後に擦り寄ってくるこの子達を見ているとそんな気がしてきま…

熊ちゃん黒ちゃんその子そして孫こうして撮れるのは受け継がれるもののおかげ私の力ではありません。

このあたりはいずれお話ししたいと思っている猫の狩猟本能の話やそれに伴う木登りの話の時に置いておきますとにかく私の撮り方だと撮れる場所、撮れる子はかなり限定されます。

私も指を使ったり猫じゃらしで遊んだりするのですがおもちゃは退屈した家猫が反応するような刺激の強いものです家猫と野良猫種は同じですが全く違う生活をしています。

熊ちゃんのジャンプ次にチャンスが訪れたのはそれから二年後でしたプロじゃないので撮れなくてもいいんです おもちゃを使って無理に跳ばせる手法もあるのですが（これが三番目）家猫ならまだしも野良猫相手にはどうなのでしょう写真が撮れればそれで良いので…

「おいで」とジェスチャーするだけの簡単な遊び猫の気が乗らない時は無理ですしどの子でも出来ることではないです気まぐれな猫だけに遊びに付き合ってくれるかはその時まで分かりません。

ジャンプ写真は大体三種類に分別できると思いますまずは猫の動きを予想してシャッターを切るものもうひとつは猫にお願いして跳んで貰うもの今私が撮っているのはほとんどがこちらになります。

以前は沢山撮った漁船ジャンプジャンプする場所が分かっているので容易に撮ることが出来ますが猫達にとっては危険を伴う行為漁が年々悪くなるのもあって撮る機会もカメラを向けることも少なくなりました。

或る親子の話にはジャンプのシーンが沢山出てきますテトラポッドで暮らすにはジャンプが不可欠それは子猫も例外ではありませんいろんな出来事を見てそしてシャッターを切りましたこの親子のことを忘れることはないでしょう。

猫に見つめられる島へ行くようになって上下の動きを撮るチャンスが増えました最初は無邪気に撮っていたのですがこの子達の生活を知るにつれ撮る写真も変化して行きます。

これは七年前私のアイコンにもなっている最初のジャンプ写真アイコンでは誤魔化してますが宙に浮いてる写真を撮ることは出来ませんでしたAFも連写も使ってますがレンズがタムロンの90mmなのでMFの練習をしている最中それから何年もこの場所を見ていますがこ…

ジャンプを撮れるようになった頃次は見上げるような瞬間が撮りたいなあそんなことを思ったのを憶えています必要だったのは経験その経験を与えてくれる猫たちに感謝しつつ少し振り返ってみようと思います。

今年も「猫に逢いに行こう」をよろしくお願いします。